西基地総合防災訓練

安全

今年の西基地総合防災訓練は9月17日に新潟東港西地区共同防災センターと合同で実施しました。

今回は地震発生によりT-4タンクでリング火災が発生した想定で、東基地で自衛防災組織を編成し西基地へ急行しての消火活動、並びに出張者、休暇者などの不在者を想定した代行者がその役割を担う実践的な訓練を行いました。また、訓練ではシナリオを簡略化することで各自が役割を確認して訓練に参加し、共同防災隊との連携や放水訓練もスムーズに実施できていました。また、負傷者の発生や海上漏洩確認などのシナリオに無い項目や関係官署への連絡指示の追加がありましたが、しっかりと対応できていました。訓練後の反省点については、本部隊と現地本部の連絡がスムーズにできていなかったことや、安否確認を失念してしまったことがありましたが、状況をしっかりと確認したことにより、安否確認の失念に気づき、即座に対応できたことは過去の反省が生かされていました。シナリオ通りにやる、やらされている訓練から自主性をもったより実践的な訓練になったと感じました。地震の際に冷静、的確な対応が出来る様に、今回の反省点を改善して実践的な訓練を今後も継続してまいります。 最後に訓練にご協力いただきました西地区共同防災隊様、並びに協力会社の皆様には感謝申し上げます。