DCS/オフサイトコンピューター更新プロジェクト完工

２０２１年４月からプロジェクトがスタートして、２０２４年１０月をもってＤＣＳプロジェクトが完工しました。

プロジェクトがスタートした２０２１年には、現状システムの確認や仮仕様の作成、意見要望の集約を実施しました。現状のシステムの確認では、認識できていないシステムが多くあり、ＩＥＣ計装担当へ何度も相談をして理解を深めました。また、仮仕様の作成や議事録の作成では、文章力がなく作成に難儀しました。２０２２年には東西連絡配管の健全性確認工事があり、結果次第ではＤＣＳ更新工事の仕様が大きく変更する恐れがあることから、約４か月間プロジェクトが中断しました。東西連絡配管に異常が認められなかったことからプロジェクトが再開されました。その後、仕様書を作成し見積査定の結果、設備の製作依頼をこれまでの実績と信頼がある既設メーカーの横河ソリューションサービス（以下、横河という）に決定しました。２０２３年からは、横河さんと仕様についての詳細な打合せを重ねていきました。２０２４年には、約１カ月間に渡り三鷹の検査場で立会検査を実施しました。立会検査では緊急停止の動作が仕様と異なる事態が発生しましたが改善を行い無事に終了しました。同年９月に切替工事が完了し、翌月１０月にプロジェクトが解散しました。これからは、ＤＣＳトラブル対応やオペレーターのＤＣＳに関する知識のレベルアップを図り、適切な運転により基地の安全、安定操業に努めて行きたいと思います。 最後に、皆様のご協力があり無事にＤＣＳ更新プロジェクトが完工しました。本当にありがとう御座いました。